【2024年最新版】ベトナムの広告代理店17社を徹底比較

マーケティング

本日は【2024年最新版】ベトナムの広告代理店17社を徹底比較します。

日系の大手広告代理店からグローバルな代理店、そしてベトナムでのローカル代理店まで多数存在しています。

そして2024年現在、昨年2023年のベトナムの市場は不景気でしたが、長期視点では今後も右肩上がりで成長を続けるマーケットであると推測されています。コロナ渦を経てASEANで右肩成長をしている唯一の国でもあります。

また、日系企業の数もコロナの期間は一瞬下がったのですが、再度オフィス拠点をベトナムに戻している企業やこのタイミングでベトナム進出をする企業も増えてきています。

ベトナムのWEB広告運用

マーケティング会社の種類

まずベトナムに存在する広告代理店・マーケティング会社の種類をご紹介します。

2024年の広告代理店・マーケティング会社一覧

①総合広告代理店
②デジタル専門
③シンクタンク・調査会社
④制作会社
⑤イベント会社・PR会社

日本と同様に広告代理店・マーケティング企業が多くビジネスを行っています。日系の大手総合代理店も3社とも、ベトナムへ進出しています。

デジタル・WEB広告専門の広告代理店もあり、日本の広告市場と状況は同じです。異なるのはマーケットサイズだけでしょう。

日本でも広告代理店によって、制作・イベント・プロモーションなどをインハウスしている代理店とそうでない(他社さんと協業)代理店もありますが、ベトナムでも同じ状況になります。

日本の広告市場(概略)

簡単に日本の広告市場はこちら(電通のレポートからです)。

最新版2023年のデータです。

総広告費は7兆、ネット広告が3兆が全体数値になります。ちなみに電通は年商1兆なので、1/7(日本の広告市場の14%)は電通が占めているということですね。電通つよい…

そして、日本の広告市場は毎年約4%前後で成長しています。

こちらが日本の広告市場の推移です。

結論、日本の広告市場は伸びています。

参考記事:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0227-010688.html

ベトナムの広告市場

結論、ベトナムの広告市場は今後さらに伸びるといわれています。

2023年11月現在、人口が1億人に到達した?してない?笑、と人口が正確ではないのは結構ツボですが笑、

・まあ人口が1億人いる(だろう)
・平均年齢がとても若い(29歳~30歳)
・インターネット利用率が約80%ある

参考記事:https://www.viet-jo.com/news/social/230620142859.html

これらの僅かなデータをざっと見ただけでも、今後ベトナムマーケットの成長は間違いありません。しかし、日本企業がベトナムでマーケティングを行う際に、ハードルがあることも事実です。

こちら「ベトナムマーケットでのマーケティング」については、別記事でまとめてみます。

さて、広告市場に話は戻りますが、ベトナムのデジタル広告市場は2022年にUS$1,044Mに達すると推測されています。日本円で約1500~2000億円の市場規模になります。

引用記事:ベトナムデジタルマーケティング 2024 | インサイト

もう少しベトナムマーケットについて深堀していきましょう。

ベトナムマーケット概要

①人口:1.01億人
2024年現在ついに!大台へ。本当に1億超えたのか超えていないのか問題はとてもおもしろい。

②首都:ハノイ(政治・政府機関が多く集まっています)
経済の中心・ビジネスの中心はホーチミン!ギラギラしています。

③面積:33万平方キロメートル
日本は38万平方キロメートルなので、ほぼ面積は同じ。九州or北海道を除いたぐらいでしょうか。

④言語:ベトナム語
外資系企業は英語が話せる人がほとんど、若い層も7割ぐらい話せる感覚。
街中や現地のレストランはまだまだ英語でコミュニケーションは難しい。

⑤平均年齢:30歳
めちゃ若い!エネルギーにあふれている国です。

⑥インターネット接続率:79%
ベトナムの人口1億に対して、7700万人がインターネット接続をして、情報を得ています。
ちなみに日本は82%です。(2021年)
結論、日本と大きな差はありません。

⑦チャットツール:Zalo
こちらは、日本におけるLINEのベトナム版になります。ベトナムでの主要チャットツールはZalo一択です。Zalo広告も1つのおすすめ広告媒体です。

⑧日本との時差:日本より2時間遅いです。日本とのビジネスを行う際に、重要な1つの要素の時差。この点は非常に業務・連携をしやすい時差の範囲内です。

参考記事:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nd238110.html

ベトナムの広告代理店相関図

update soon

日系総合広告代理店

さて、ここからは日系の大手総合代理店について徹底解説します。日本からの駐在員や現地採用の社員で構成されている大手の総合広告代理店。ベトナムでも日系の大手総合広告代理店が進出し、ビジネスを展開しています。 

参考記事:JETROベトナムについて

電通ベトナム

日本、いや世界でもTOP5に入る規模感を誇る大手広告代理店の電通がベトナムにもあります。

主に日系大手企業のクライアントが多く、電通ベトナムの社員数、日本人駐在員の多さ・グローバルな国籍の社員が集まっている点など、頭1つ抜けている印象です。

ベトナムのマーケットで既に20年マーケティング支援をしているので、実績や経験もありますね。

博報堂ベトナム

電通に次ぐ、国内の大手総合広告代理店、博報堂もベトナムにあります。電通と同様に日系の大手企業を中心にマーケティング支援を行っています。

ベトナムマーケットでは電通より先に拠点を置いていました。

ADKベトナム

日本の総合広告代理店の売り上げ3位のADKもベトナムに拠点を構えています。

ADKは2020年にベトナムのデジタルエージェンシー「VietBuzzAd」を買収し、さらにベトナム市場での拡大を狙っています。

大広

まだまだ続きます笑

日系の広告代理店だらけですw

日系の大手広告代理店で、行っている事業内容は同じです。どの代理店も基本同じですからね〜

CA Advance

次は日本ではWEB広告代理店でトップのサイバーエージェントの子会社、CA ADVANCEになります。

サイバーエージェントが担当しているクライアントの広告入稿業務や運用調整など運用オペレーションを中心に行っています。

サイバーの友人達に聞いてみたところ、ベトナムでは、主にTD作成、入稿、入札調整、などなどをしている模様。

さすがサイバー、CAアドバンスの子会社化を確か、、、2014年頃にやっていたはずです。

中央宣興|CHUO SENKO

日本では、営業しているのか不明(おそらく日本市場は撤退した気がします)ですが、ベトナムでは中央宣興は営業しているようです。

公式サイトはこちら:https://chuosenkovn.com/

Mirai Digital

Mirai Digitalは特にWEB広告に強い広告代理店になります。GoogleやFacebookを中心にGrab広告やZalo広告、Taboola広告など幅広い種類の媒体運用を展開しています。

公式サイト:https://mirai-digital.jp/

oRo

日本ではあまり、広告事業を展開しているイメージはありませんが、東南アジアを中心に広告代理業を展開しているようです。

公式サイト:https://www.oro.com/global/

Oglvy

外資系の広告代理店Oglvyもベトナム・ホーチミンにオフィスを構えています。本社はアメリカ・ニューヨークにあります。総合広告代理店であり、主に大手企業さん・外資系企業さんがクライアントなはずです。

発音が難しい………オグルヴィと僕は読んでいます。

公式サイト:https://www.ogilvy.com/

Clever Ads

ベトナムでWEB広告に特化した広告代理店になります。

サイトに掲載しているバッジを確認すると
「Google Premier Partner」「Facebook Preferred Partner」「TikTok Authorized Partner」の3つの認証バッジを持っているようです。

このような媒体社からの認証バッジは広告業界で働いている人からすると、まあこんなものか、って感じですが、クライアント様には”なんだかすごそう”な印象を与えられるので大事です。

そしてこのバッジを取るために社内の条件・Googleの認定テストを受ける必要がある…などなど色々条件があります。

これは僕も新卒の会社で毎年、Google広告のテストを受けていました笑。懐かしいです。

Google Premire Partnerのバッジは広告運用の予算額なども審査対象なので、日本でも規模の大きい広告代理店が持っているバッジになります。

公式サイト https://cleverads.vn/

groupM

groupMはWPPグループの傘下にある広告代理店になります。「映像製作」「イベント」が強みの代理店になります。

PMAX

デジタル専門の広告代理店PMAXになります。eコマースやアプリ系の広告に強みを持っている広告代理店になります。

また、GoogleAds Premier2022のバッジも持っているようなので、Google広告も一定レベルの運用力があることが予想できます。

公式サイト:https://pmax.com.vn/en/

TBWA

次にご紹介するのはTBWAです。キャッチフレーズは「We are the Disruption Company」のようです。Disruptは直訳すると、破壊・混乱させるという意味ですが、ビジネス上での意味で意訳すると「破壊するような革新的なイノベーション」を起こすという意味になると思います。

総合広告代理店であり、TVCMから外看板広告まで幅広い対応領域のようです。ベトナムでも総合広告代理店のフルラインナップで対応していると思います。

公式サイト:https://tbwa.com/

Square Group

こちらのSquare Groupは2018年に博報堂が買収しました。

PUBLICIS GROUPE

世界3大広告代理店の1つ、ピュブリシスグループもベトナムに拠点を置いています。

公式サイト:https://www.publicisgroupe.com/en/splash-en

Anymind

日本発のグローバル企業Anymindもベトナムにオフィス拠点を構えています。ECやロジスティクス周りの設定やインフルエンサーマーケティングが強みになります。

公式サイト:https://anymindgroup.com/ja/

アウンコンサルティング

次にご紹介するのはアウンコンサルティングさん。SEOの支援が中心のマーケティング会社です。

(2024年6月追記)既にアウンコンサルティングのベトナムオフィスはクローズのとのプレスリリースを見かけました。

参考記事:https://www.viet-jo.com/news/nikkei/240226171949.html

まとめ

ベトナムには日系・グローバル問わず、多くの広告代理店・マーケティング会社があります。

Web広告運用やマーケティング・ブランディングを依頼する際には、気になる企業に全て相見積もりを出してみることをおすすめします。

WEB広告運用・お仕事のご相談

日本とベトナムでWEB広告代理店Mirai Digitalの代表をしています。WEB広告・WEBマーケティングのご相談お待ちしております。

公式サイト:https://mirai-digital.jp/

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チケット料金の比較がしやすいので、このサイトで相見積もりを僕はします笑。

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